初代矢野宗太郎は、京都・宇治田原郷の茶生産の
豪農源右衛門の次男として生まれます。

明治時代に、アメリカ貿易の最も盛んな時に
製茶の輸出を志し、茶商を始めましたのが
矢野園の濫觴であります。

その志を受け継いだ二代目芳造は
優良銘茶の製造に専念し、全国の優良茶舗に販路を拡大していきます。

その後も躍進を続け、戦前には幾多の協進会や
博覧会等では褒賞の栄誉を賜り、戦後は全国製茶品評会で
農林水産大臣賞の栄誉を数多く授与されました。

昭和34年9月、芳造の三男善三郎が代表者として
大阪の中心地新町に店舗を開設します。
以来、矢野園ならではの味わい得ぬ色と香りを、
多くのみなさまにお届けできるよう日々努力しております。